Interview樹木医を目指して日々勉強中!
景観・安全を考慮して
業務に取り組んでいます

美しい公園を保持するために
安全面など見えない部分にも配慮

「植物が好き」「地元に恩返ししたい」という思いから、イビデングリーンテックへ入社しました。現在の私の仕事は、公園整備の管理をしています。花壇や芝生、生垣を美しく保つことを目的とし、公園管理者と実作業を行う職人さんとの間に立ち、整備作業がスムーズになるようマネジメントを行っています。

安全面への配慮、対策も私の大切な仕事です。
芝生の芝刈作業では飛び石などの危険性があるので、安全対策について職人さんと相談します。また、実際に公園を利用される方が安全に楽しめるよう、落ちてくる可能性のある枯れ枝をチェックするため公園を見て回るなど、見えないリスクも考え景観と安全面の両立を目指しています。

整備した公園の利用者に
喜んでもらえることがやりがいに

私の初仕事は公園の再整備でした。
公園にすでに植えられている木や植物を掘り返して移植したり新しく植えたり、防災井戸や子ども向けの遊び場を設置したり、植物以外の工事も含め公園を再整備します。

私は大学で植物の生態について研究していました。植える植物は多すぎても景観が悪くなったり怪我につながったりする恐れがあるので、植物の専門家として公園の設計図を元に、実際に植える植物の数や種類を協議して決めていきます。

公園に花壇があれば、そこに植える花について考えることもあります。花の咲く時期を見越して種の仕入れ時期を考え、植え付けの予定を組んでいきます。自然のことなので「必ずこの時期に咲く」とは言えないのが難しいところで、花の品種をよく調べ、経験の長い職人さんと相談しながら計画をしていきます。
実際に整備された公園の利用者から「きれいな花だね」と声をかけられた時はとても嬉しかったです。

社内の樹木医に話を聞き勉強中!
大きな樹木の移植にも携わりたい

私には2つの目標があります。
一つは大きな樹木の移植。入社したての頃、京都で育った淡墨桜を岐阜へ移植するというプロジェクトに関わる先輩の仕事を見たことがあります。12~13メートルほどの木が運ばれてきて、無事立ち上がった時は感動的でとても印象に残りました。
シンボルツリーとなるので枯らしてはいけない責任重大な仕事ですが、いずれ自分もトライしたいと思っています。

もう一つの目標は「樹木医」になることです。
私が植物に興味を持つきっかけとなったのが、木々の保全・診断・治療を行う樹木医の存在を知ったことでした。イビデングリーンテックにいらっしゃる樹木医の方から、日々興味深い話を聞かせてもらいとても勉強になっています。

今は1級造園施工管理技士の資格取得のために勉強をしています。
分からない事があれば先輩が丁寧に教えてくれるなど、勉強するにはとても良い環境があります。いずれ植栽基盤診断士やビオトープ管理士などの資格をとって、ゆくゆくは樹木医試験にチャレンジしたいと思っています。

※インタビュー内容は取材当時のものです。