Interview「人命を守る」という
大きなやりがいと
働きやすさが感じられる職場です

人命を守ることに直結する
達成感と感動を味わえる仕事

私は防災工事などが行われる現場の施工管理を行っています。所属している支店では、住宅の裏側にある法面の整備という現場が多く、狭い場所なので、まず「プラント(工事に必要な機械類)をどこに置くか」という問題を考えることからスタート。基本的には一人で考えてやっていきますが、不安な要素が少しでもあれば上司に相談して、問題が起きないようにしています。

防災工事の現場は、災害を未然に防ぐための工事もあれば、山崩れが起こった後もあります。基本的には木の伐採からスタートして、半年から1年くらいかかりますが、出来上がった時の達成感は大きく、毎回感動します。人命を守ることに直接つながるので、やりがいは充分感じられる仕事です。

コミュニケーションと事前準備で
新工法施工現場もスムーズに

自社工法の一つ「アングルボルト工法」ができたばかりの頃、その施工現場に携わったことがあります。一般的な工法であれば、作業する職人さんが慣れているので細かくやり方を指示しなくてもできあがるのですが、新工法は誰もが初めての経験。「どうすると効率よくできるのか」「施工時の注意点は」など、開発者に細かく話を聞きながら進行しました。作業をするのは職人さんですが、責任は私たちにあるので、「何をどこにどう設置するのか」など細かい部分も把握してやるべきだと考えているからです。関わる全ての人たちと密にコミュニケーションをとっていたことで、特にトラブルもなくスムーズに工事を完了することができました。

今は施工管理の仕事だけでなく、工法の提案やドローンを使った出来形測量など、新しい業務にもチャレンジしています。新しいことを知れる楽しみもありますが、もっと学びを深めていろいろな提案ができるようになりたいですね。

女性であることによるハンデなし。
施工管理で体力の心配は不要

私は法面事業本部で、一人目の女性社員。「そろそろ休憩が必要?」「仮設トイレはこんな感じだけど大丈夫?」などと、会社側からものすごく気を遣っていただきましたが、現場に出たいと思っていたこともあり、全く問題ありませんでした。現場の職人さんも優しく接してくださります。体力面でも、特に体を鍛えることはしていないのですが、施工管理者は自分のペースで動くことができるので、困ったことはありません。女性だからというハンディキャップを感じることはありませんね。

同じ支店には女性を含む後輩が3人います。現場の進行状況を聞き、自分の経験と照らし合わせて「きっとここで困っているだろう」と想像して話かけるなど、なるべく親しみを持ってもらえるように気を付け、相談しやすい環境を作っています。

※インタビュー内容は取材当時のものです。