法面事業

安全で環境にやさしい社会を実現する

山地の多いわが国では、開発に伴う土木工事や災害による斜面の崩壊などが多く、必然的に多くののり面(人工斜面)が形成され、その保護がなされています。
のり面保護工は、わが国特有の気象、地質などの悪条件から斜面の安定を守り、土砂災害から人命を守るため、種々の工法・技術が試行され、改善され、時代と共に変遷してきました。かつての主流は防災機能に重点をおいたコンクリート主体の工法でしたが、現在では防災機能に加え、環境への配慮を取り入れた緑化工法が求められています。
当社は、昭和38年に法面事業に参入して以来、時代のニーズにあった技術を創出し、社会に貢献してきました。これからも「全面緑化」を可能にする新しい工法など、「防災」と「環境保全」を両立した新しい法面技術を提供し続け、人々が安心して生活できる環境を創造していきたいと考えております。

イビデングリーンテックの法面技術

防災技術
防災技術
「防災技術」を追求し続け、人々の生活を守る

わが国は急峻な地形、脆弱な土質が存在する国土を持ち、豪雨・豪雪・地震などが頻発する厳しい自然条件下にあります。このため、がけ崩れ・地すべり・土石流など、数多くの土砂災害にさらされてきた歴史があり、また山地・丘陵地まで宅地開発が進んでいる近年では、そのリスクもより大きなものとなっています。
私たちは積み重ねてきた「防災技術」を追求し続け、人々の安全で安心できる生活を守ることが使命であると考えております。


法面緑化技術
防災技術
豊かで美しい自然環境の保全と再生

「日本の誇りは美しい自然環境である」こんな表現ができるほど、わが国の自然環境は、比較的温暖な気候と適度な降雨量の下、四季の自然に恵まれ、さまざまな動植物による生態系が豊かに育まれています。
しかし近年では、地球環境問題すなわち地球の温暖化、ヒートアイランド、生物多様性の減少、森林の減少、砂漠化などの出現により、のり面の長期安定化のみならず、環境保全や景観上の要請にこたえるため、その解決手段の一つとしてさらに、緑化工が求められるようになりました。私たちは、これまでに培った経験と新たな研究・開発により、豊かで美しい自然環境の保全と再生に努力してまいります。