造園技術いこいの壁®

「いこいの壁®」は、新しい都市環境をつくります。

ヒートアイランド現象の緩和等都市の温熱環境の改善や個性的で美しい都市景観づくりのため、これまで緑化が困難とされてきた建築物の壁面や道路高架橋など、土木構造物壁面への設置が可能となり、壁面緑化への期待が高まってきています。 「いこいの壁®」は、これまでの壁面緑化の概念を変える新しい壁面緑化システムです。

「いこいの壁®」の特長

  • 長期に渡って植物が生育可能な環境を確保できます。
  • 多種多様な緑化デザインに対応可能です。
  • つる植物から草花、低木まで、多層で多様な植物が生育可能です。
  • 支持枠フレーム、植物パネル、潅水装置がコンパクトにビルトインできます。
  • 建築物の壁面に支持フレームにより簡単に設置できます。

開発者インタビュー

再生時間 5:13

製品紹介

再生時間 4:24

「いこいの壁®」の構造

パネル枠と生育基盤

パネル枠は、復元性と耐久性を有するリサイクルPET繊維シートの袋とそれを囲む亜鉛アルミ合金メッキ鉄線枠で構成されています。生育基盤は、人工軽量土壌「いこいの土(特殊配合)」を使用しているため、保水・排水性能に優れていますので圃場での平面養生も可能です。

緑化パネル断面図

GTアクアモニター®

壁面緑化「いこいの壁®」自動灌水監視・警報システム

自動灌水システムの不具合で壁面緑化の植物が枯れてしまった!こんなご経験はありませんか?
「GTアクアモニター®」は壁面緑化「いこいの壁®」の自動灌水機器をモニタリングすることで自動灌水システムの不具合を早期に検知して管理者に通知する遠隔監視システム(IoT)です。

「GTアクアモニター®」の特徴
  • 遠隔監視モニタリングシステムの多くはデータ通信に携帯電話回線などを使うものが多く回線使用料が高額で小規模な遠隔監視にはハードルが高いのが難点でしたが低価格での運用を可能としました。
  • システムが非常にシンプルな構成となっていますので、既存の自動灌水システムにも組込むことができます。(GTアクアモニター設置スペース 、電源等が別途必要です)
  • 一つの通信システムで最大7系統の電磁弁を監視することができますので大規模な壁面緑化にも対応可能です。
  • 自動灌水システムに異常が発生すると登録された管理者※1)へ異常発生メールが通知されます。
    ※1)イビデングリーンテック株式会社の担当者
「GTアクアモニター®」の構成
  • GTアクアモニターは壁面緑化の設置場所(自動灌水装置設置場所)と管理者が常駐する場所が離れていても無線通信ネットワークによりモニタリングしたデータが常時(1時間ごと)送信されます。異常が発生したときは常時とは別に異常検知データはクラウドサーバーを経由して管理者へ通知されます。
  • GTアクアモニターは監視・警報システムであり、自動灌水タイマー等の灌水設備機能はありませんので別途必要になります。
  • GTアクアモニター機器及び設置費用に加えて通信費用が発生します。機器設置及び管理費用につきましては機器構成等により異なりますので個別にお問い合わせください。
  • 本システムでは画像、音声等のデータは扱えません。
※「GTアクアモニター  ®」はイビデングリーンテック株式会社の登録商品名称です。

「いこいの壁®」推奨植物

  • オタフクナンテン
  • セイヨウイワナンテン
  • タマシダ
  • ツワブキ
  • ハツユキカズラ
  • ハマヒサカキ
  • フィリフィラオーレア
  • ブルーパシフィック
  • ヘデラヘリックス
  • リュウノヒゲ