Interview個人の自主性や考えを
尊重してくれるから
自ら学び、
考える意欲が湧いてきます

何もない空間が、「部屋」になった時の
何物にも代えがたい感動

現在、私が担当しているのは主に空調や電気・照明など設備工事の現場監督です。既存の建物を改修する工事が多く、現場の規模によって1人か2人で担当します。既に決められている大まかな工期内に予定の工事が終わるよう、工程を組み、スムーズに工事が進められるよう管理します。工程通りに工事が終わることができ、何もなかった場所に空調が備わり、照明がつき、新しく部屋ができあがる様子を見た時は、「やりきった」という達成感を味わえます。

現場では、多い時だと20人ぐらいの職人さんが作業することがあります。同時進行であちこちの工事が行われるので、事前に危険個所を伝え、注意してもらうよう努めています。さらに現場を回って、トラブルがないか、スムーズに進行しているかを見て回っています。1日中立ちっぱなしで大変に感じることもありますが、みんなで協力して出来上がった時の達成感を考えると、苦になりませんね。

文系出身、知識ゼロでも大丈夫だったのは
丁寧に、親身に指導してくれる先輩のおかげ

私ははじめ、派遣社員としてイビデングリーンテックへ入社しました。大学は文系だったこともあり、建設関連の知識は全くないところからのスタート。先輩社員の方と一緒に行動し、見て覚えていくことを繰り返しました。初めは話に出てくる単語の意味もわからないので、メモを取って後から聞くようにして、少しずつ知識を蓄えていきました。分からないことを聞くと先輩は丁寧に、親身になって教えてくださるので、「もっと会社に貢献したい」と考え始めるようになったんです。

入社して1年半くらいたった頃、ちょっとした現場を一人で任せてもらえることに。不安もありましたが任せてもらえたことがうれしく、自分で段取りを考え、先輩にチェックしてもらって、やり切ることができました。その後、正社員として働かないかと声をかけていただき、この働きやすい会社で頑張っていこうと思い、正社員としての入社を決めました。

先輩とコミュニケーションを密にとり
安全かつ効率的な方法を見て学ぶ

以前、担当現場で問題が発生し、その報告が遅れたことで大きなトラブルになってしまったことがあります。その時は上司にフォローしてもらいましたが、それ以来「ほう・れん・そう」をしっかりすることを心がけるようになりました。また、先輩が担当している現場のことを質問したり、現場を見せてもらったりすることも。特にどういった安全対策を取っているのか、意識して見ています。安全性はもちろん大切ですが、効率的に作業ができることも大切なので、自分では思いつかないやり方をしていることもあり、勉強になります。

1年後には一人でもしっかり現場をまわしていけるようになりたいです。そのためにも施工管理技士や管工事施工管理技士の資格を取得することが目標。資格を持っている先輩がアドバイスをくれるので、ありがたいですね。

※インタビュー内容は取材当時のものです。